●別名 ジュウヤク、ジゴクソバなど |
●分類 ドクダミ科 多年草 |
日陰でじめじめした場所や、山野など湿ったところに生えます。
「どく」といっても毒があるわけではなく、
十薬(じゅうやく)という薬草としても知られ、
切り傷や動脈硬化などに効きます。
葉はハート型で、初夏に白い花を咲かせ、
強い臭みがあるが食用としても利用できます。
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十薬茶(どくだみ茶) |
花が咲く頃に抜き採ってよく洗い、陰干しにし、それを適当な大きさに切ってお茶として飲みます。 |
便秘や動脈硬化に効果があります |
- 食用
- 天ぷら 若葉にそのまま衣をつけて天ぷらに。
- 和え物 臭みが取れるまで強く湯がきよく水にさらす。その後胡麻和えなどに。
- 味噌汁 湯がいてから味噌汁の実に。
- 薬用
- 民間薬 沢山の病気に効果があるので「十薬」ともよばれる。
- 便秘薬=全草を干して煎じて飲む。
- 動脈硬化予防=全草を干して煎じて飲む。
- 美白効果=全草を干して煎じて飲む。
- 腫れ物・切り傷=葉は蒸し焼きにして腫れ物に貼り、膿の吸出しにする。
- 水虫・たむし=葉をよく揉んで又は蒸し焼きにして患部に貼る。